11月9日(水)
プリントパックに印刷製本を頼んでいた非売品の「本の雑誌」特別号が届く。まったくこの忙しいときに自分はいったい何をしているだろうかと思わないわけではないが、楽しいことを思いついたらそれに突き進んでしまう性分なので致し方なし。
午前中は昨日完成したDMの原稿をコピーし、黙々と三つ折りしていく。
午後は、本日搬入の新刊、べつやくれい『カツ丼を名画にして、冥土で売ってそうな土産を作る生活』のサイン本を芳林堂書店高田馬場店さんへ納品に伺う。その足で、早稲田の古書現世を訪れ、先日の古本祭りの忘れものを届ける。昨日発売の「週刊朝日」で、片岡義男さんに『早稲田古本劇場』を紹介いただいたことを喜び合う。
夕方会社に戻って、三つ折り作業の続きをしていると沢野さんから電話。
「今月、僕の新刊『ジジイの台所』がでるからよろしくね」とのこと。
『ジジイの台所』は、ヒット作『ジジイの片づけ』に続く、沢野流"老若男女を問わず清々しく生きる"ためのエッセイ集。集英社クリエイティブから11月25日発売。楽しみ。
6時半に終え、丸善御茶ノ水店さんに寄って、
■中山茂大『神々の復讐 人喰いヒグマたちの北海道開拓史』(講談社)
■ダグラス・アダムス、マーク・カーワディン『これが見納め 絶滅危惧の生きものたちに会いに行く』(河出文庫)
を購入して帰宅。
夜は、ROTH BART BARONの新譜「HOWL」を聴き耽る。