4月4日(火)
日販さんに続いてトーハンさんも新刊受付がシステム化され、本日初回注文を締めた『本屋大賞2023』で特設サイトen-CONTACTに初めて挑む。
書誌データなどちょちょいのちょいで、私は日販さんより「使いこなせてますね」と褒められた出版営業マンなのだと胸を張っていたのだけれど、肝心要の指定データのアップロードがどうしても上手くいかず、30分ほど悪戦苦闘してついにギブアップ。これまで同様、担当者さんへメール添付で送信し、まるで「あしたのジョー」の最終話の如く、がっくりと肩を落とし真っ白な灰となったのである。
敗北感に打ちひしがれつつ、丸善丸の内本店さんに「北上次郎文庫解説リスト」のペーパーを納品に伺っていると、その間に質問を投げかけていたトーハンの担当者さんからメールで届く。
そこにはあまりにあっけない解答が記されており、こうなると負けず嫌いの私、改めて出版最新鋭システムen-CONTACTに挑んだのあった。
改めてデータ加工に勤しみ、アップロードをしてみると、あっけなく完了。解けてみればあまりにくだらぬところで躓いていたものだとわかるものの、まさかこんな仕様になっていたとは気づきもしないもんだ。
日々出版営業マンは環境に適応し、進化していかなければならない。ひとまずこれで私も次世代型出版営業マンになれたのではないかと胸を張って帰宅するのであった。