4月8日(土)
一睡もできずに朝を迎える。そういえば実家に泊まるのはいつ以来だろうか。子どもが小さい時は旅行気分でしょっちゅう泊まっていたものの、いつの間にかそれもなくなっていた。この何年も自分はいったい何をしていたんだろうか。
一旦自宅に帰り、着替えなどを済ませ、改めて実家へ。11時から母、兄、義姉とともに葬儀会社と打ち合わせ。大変丁寧で親切な方が担当となり、安心してお任せできる気持ちとなる。
それにしてもコロナ禍の影響か葬儀自体がかなり簡略化というか、遺族の負担が減っており、子どもの頃経験した親族一同バタバタとしたある種祭りのようなあの感じはどこへやら。一晩中お線香を灯し続けるなんてこともなく、あっけなく解放されたのであった。
母親と食事をし、そのままベッドに横になるとあっという間に夜。さらに横になっていると気づけば朝。12時間以上眠る。母親も同様だったらしい。