« 前のページ | 次のページ »

5月19日(金)

  • 理想の職場マネージメント~一軍監督の仕事 (光文社新書 1258)
  • 『理想の職場マネージメント~一軍監督の仕事 (光文社新書 1258)』
    髙津 臣吾
    光文社
    990円(税込)
  • 商品を購入する
    Amazon
    HonyaClub
    HMV&BOOKS
    honto

 9時に出社。午前中はデスクワークに勤しむ。

 昼過ぎ、宮田珠己さん来社。7月刊行の『明日ロト7が私を救う』の装丁の相談。この単行本は「本の雑誌」で連載していた「私がロト7に当たるまで」を改題したものなのだが、この連載、そして本作りの恐ろしいところはこうして制作している間にも、宮田さんがロト7に大当たりし、突如大金持ちになってしまう可能性がないとは思うけれど確率的にはなきにしもあらず、ということなのだった。

 しかもその当たったことを宮田さんは素直に報告するとは限らず、もしかすると今目の前にいる宮田さんの銀行口座にすでに10億円が振り込まれている可能性があり、どうしても疑心暗鬼になってしまう。

「宮田さん、もしかして当たってないですよね?」

と不信感の塊になって問いただすと、なぜか会社の応接テーブルで持参してきたおにぎりを食していた宮田さんは、「当たっていたらこんなおにぎり食べてないですよ」と胸を張るのだった。最近はお昼はいつも手製のおにぎりらしい。というかわざわざご来社いただいたのだからランチくらいは当然ご馳走するつもりだったのだけれど、食にまったく興味のない宮田さんはおにぎりで十分なのだろう。

 というわけで、おそらくまだ10億円は手にしてない宮田さんと装丁の打ち合わせをしつつ、次なる企画について雑談していると、宮田さんの天才的閃きにより、あっという間に様々なことが決まっていくのであった。

 その後、16時にデザイナーの松本さんが来社。こちらは6月刊行の@osenti_keizo_lovinson『センチメンタル リーディング ダイアリー』の装丁の打ち合わせ。すっかり松本さんの腕を信用しているので松本さんにお任せしつつ、それぞれの考えを話しつつ、良きものに仕上げていく。組版、装丁と文章がまるで衣装を着させられるかのようにイメージを変えていくのがとても面白い。

 夜、丸善お茶の水店さんに寄って、髙津臣吾 『理想の職場マネージメント 一軍監督の仕事』(光文社新書)を購入して帰る。

« 前のページ | 次のページ »