1月1日(月)誓うことが多い
6時起床。布団の中で今年の目標を立てる。
「WEB本の雑誌」を見てみると、「本の雑誌」2月号の詳細が更新されている。
ここから案内文や目次をコピーしてJPROや富士山マガジンサービスやストアーズ、そしてAmazonのベンダーセントラルに展開しなければならないのだけれど、これがめんどくさい仕事(特にベンダーセントラル)ナンバー1なのであった。
見なかったことにしたいのだけれど、時間が経てば経つほどめんどくさいが二乗になって重なり、更新が疎かになってしまう。
しかし今の時代はいかに商品情報を充実させ、読者に手に取ってもらうかが大切なわけで、めんどくさい仕事ナンバー1でありつつも、最重要な仕事ナンバー1でもあるのだった。
覚悟を持って布団から這い出て、さらに覚悟を持ってパソコンを立ち上げ、あちこちのサイトに行って、案内文や目次を打ち込む。2024年仕事始め。
8時過ぎに諸々を終えて、埼玉県民に海の幸を提供する角上(川口店)に向かう。
30日にも買い物に来たのだけれど、その日は朝から駐車場が満杯となっており、周辺道路には車が長蛇の列を作っていた。
元日の朝8時半の本日は並ばずに車を停めることはできたものの、店内はお寿司を求める埼玉県民で大賑わい。私も家族が食べたいというその寿司を買い求め(私はお寿司が食べられないため海鮮天丼を購入)帰路に着く。
10時に家族一同揃って新年の食事。昨年は目黒さんが亡くなり、父が他界し、そのすぐ後に母が脳梗塞で入院となったため、とにかく健康第一、いや世の中に永遠なんてないということを思い知ったのだった。だから一日一日を大切に過ごすというのが本年の目標なのだけれど、家族にそのことを話すと、毎日9時に寝ている父ちゃんが言っても説得力がないと叱られてしまう。確かにその通りなので、悔い改めることをお雑煮を食べながらさらに違うのであった。
食事の後は家族一同車に乗り込み、実家へ。去年まではここで母が待っており、さらに新年の宴を開いていたのだが、その母はいまだ入院中。年末年始は面会もできないので、父に線香をあげ、今月末よりここで母と暮らす準備をし、父のお墓をお参りして帰宅。
テレビで日本代表戦を観ているうちにボールが蹴りたくなり、息子とサッカーボールを持って公園へ。しかしまったく足にボールがつかず、ボールは友達どころか犬猿の仲になっている。しかも息子に一対一を挑むがまったく相手にならず(私が)、抜けず奪えず、すぐに息が上がり、足がプルプルと震えてくる。
日々ランニングしているとはいえ、そんなものでは体力の衰えはカバーできないものだと思い知る。明日からもっとハードなトレーニングをしなければならないと誓うのだが、これは新年から誓うことが多すぎるのでないか。
汗をかいたので風呂を沸かして、湯船に浸かりながらジョナサン・C・スラート『極東のシマフクロウ 世界一大きなフクロウを探して』(筑摩書房)を読んでいると、なんだか目眩がしてくる。
これはどうしたもんかと目頭を抑えていると息子が風呂の外から「父ちゃん!地震!地震!」と叫ぶ。
慌てて風呂から上がり、服を着てテレビの前に駆けつけると日本海側で大きな地震があり、津波発生で避難を呼びかけていた。
その津波予想区域には、本来であれば息子が暮らしている寮も含まれており、息子が今ここにいて無事なことを安心しつつも、西村賢太さんのお墓のある西光寺さんもどうなっているのだろうかと気にかかることがいっぱいで、テレビから離れられなくなる。