2月2日(金)営業の基本
午前中、オンラインにて座談会を収録。
昼に北原尚彦さんが来社され、原稿の打ち合わせ。
午後、書店さん向けDMを作成。残念ながら作り終わらずタイムオーバー。
帰路、千駄木の往来堂書店さんに寄って、注文していた『東京ヒゴロ』と町田康『ギケイキ3 不滅の滅び』(河出書房新社)を購入。
ふと棚を見たら「本屋大賞にノミネートされなかったけれどオススメの本」というコーナーがあり、金原ひとみ『腹を空かせた勇者ども』などか並んでいた。本屋大賞のこういう利用の仕方は、第1回から願っていたことなのでうれしく棚を眺める。
往来堂書店さんといえば、現在、TwitterのスペースとSpotifyで配信している「公開書店営業」をいつも興味深く聴いているのだった。
これは版元の営業マンが、店長の笈入さん相手に「営業」をする様子を配信しているもので、聴いていてわかるのは営業スタイルというのは十人十色千差万別ということだ。
だから正解がない、ともいえるけれど実は最低限の正解はあるはずで、私がかつてベテランの書店員さんから言われて忘れられないのは以下のことだった。
「本の内容はチラシを読めばわかるんだから、私が知りたいのは、いつ、何冊、その本が自分のお店に入るのかなのよ」