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2月15日(木)名古屋出張1日目

東京駅10時21分発、のぞみ221号に乗車し、一路名古屋を目指す。今回の出張は東海日販会から『本を売る技術』の矢部潤子さんに講演依頼があり、その相槌係として同行するのが主目的だ。

11時56分、定刻どおり名古屋に到着。新幹線ホームのきしめん屋さんの行列を眺めつつ、地下鉄に乗り換え、日販名古屋支店のある黒川駅へ。名古屋駅にはカートを引いた旅行客がたくさんおり、うまいもん通りはどこも長蛇の列ができていた。

というわけで黒川でひとまず昼食。名古屋メシ第一弾として「ひつまぶし」を食す。小鉢としてついていたイカとブロッコリーのあえものに、八丁味噌のなかにワサビが練り込まれていたものがかかっており美味。もちろんひつまぶしは美味美味。

2時に日販入り。ひとまずはお呼ばれしていただいた皆様と名刺交換。日販本社はカジュアルな服装の人が増え、カタカナ語が飛び交うものの、こちらの支店はみなさんきっちりスーツ姿で、背筋も伸びるというものだ。元リブロのWさんが、矢部さんと久しぶりの再会を果たし、しばし書店談義をうれしそうに繰り広げる。

30人を超える書店員さんの前で矢部さんによる「書店員の仕事」講義。すべてのことが「お客様が求めるもの」を揃え、「一冊でも本を多く売るため」に向かっており、その中でも何よりも大事なことは掃除&整理整頓である、というあまりに当たり前のことなのだった。その当たり前を徹底してやり続けるのがどれだけ大変なことかということであろう。

17時に終了し、講義を聴きにきていたK書店のYさん、S書店のKさんと名古屋駅に移動して一献。夜遅くまで書店員の仕事を論じ合う。幸福。

9時半に最近のお気に入りコンフォートホテルの名古屋新幹線口にチェックインし、就寝。

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