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2月17日(土)息子の帰郷

  • 虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督
  • 『虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督』
    村瀬 秀信
    集英社
    1,980円(税込)
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朝9時、妻と介護施設へ母親を迎えいにく。週末介護生活も5週目。すっかり慣れて、こちらの生活のリズムもできたので、ストレスはほとんど感じなくなっている。問題は来週から開幕するJリーグで、果たして今シーズンをどのように観戦するか考えなければならない。

先週まで庭に餌をついばみに来ていたメジロが一切顔を出さない。気温があがり、どこか別の地域に移動してしまったのだろうか。

昼前に息子から連絡あり、急遽、学校が3連休となったところ、先生から帰郷するように言われたという。就活の面談を繰り返しているうちに家族のことを先生に話しており、体調を崩したおばあちゃんのことも伝えていたらしい。昨年両親を失った先生は「会えるときに会っておいたほうがいい」と息子の背中を押してくれたそうだ。

そうは言っても母親はすこぶる元気なので、「そこまでの心配はいらない」と言葉が出そうになったのをぐっと飲み込む。明日何があるかわらないのが人生なのだ。それを学んだ一年ではないか。

アプリで新幹線のチケットを手配すると、4時過ぎには春日部にやってきた。孫の顔を見たら母親は俄然元気となる。

妻と息子は夜、家に帰り、母親は8時には就寝する。
村瀬秀信『虎の血』(集英社)を一気に読む。

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