2月24日(土)母親の誕生日
雨は止み、晴天となり、妻と9時に介護施設へ母親を迎えにいく。今日は母親の84歳の誕生日。
介護施設から戻る車の中で、母親がこんなのもらったのよとバッグから取り出したのは、真ん中に母親の写真が貼られ、その周りを直筆のコメントで埋められた色紙だった。
介護施設の人たちが母親の誕生日を祝して前日にプレゼントしてくれたそう。
母親の世話をしてもらっている介護施設は、建物も古く、ガチャガチャした印象を受けていたので、入所後も他に良い施設があるのではないかとケアマネジャーにリクエストし見学に行ったりしていたのだった。
しかし今通っている施設の人はみなハキハキしており、この色紙に書かれたメッセージはどれも大変心のこもった言葉ばかりで、やっぱり人がいちばん大事なのではと考えを改める。
2日分の食料と誕生日ケーキを買に、ランニングをし、父親の墓参りをする。
4時に妻が自宅へ帰り、その後、晩ご飯の用意をし、母と食す。8時に母親が寝るのを見届けて、町田康『ギケイキ3』(河出書房新社)を読み進む。
あいかわらずベッドが硬くて眠れず。