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4月20日(日)鬼子母神通り「みちくさ市」

鬼子母神通り「みちくさ市」に出店。昨日の妙蓮寺「本や街」に負けない人出で、古本フリマのひとたちと一緒になって本を売る。

ネームプレートをつけてお店に立っていたら、「本の雑誌」の裏表や奥付を真剣に見ていた女性のお客さんから、「あっ!」と声をかけられる。

これはもしやファンの人!?とニコニコ近寄って行くと、「私、昔、取次の雑誌課で勤めていたんですけど、この雑誌にすごく迷惑させられたんです!書店から問い合わせがきてどんだけ雑誌台帳見ても載ってなくて、本当に雑誌ですか?って聞くと「雑誌って書いてあるから雑誌だろう!」って怒られて、これがその現物だったとは!」と叱られたのだった。

そう、「本の雑誌」は、本の雑誌と名乗りながら、雑誌コードをとっておらずISBNしか記してないため、出版流通上では書籍なのだった。

平謝りすると、積年の「恨みが伝えられてすごくスッキリしました!」と笑って帰っていかれた。

取次店の仕入以外の人の生の声を聞いたのは初めてのことだった。

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