« 前のページ | 次のページ »

11月2日(日)啓林堂書店50周年イベント

早朝6時半に家を出、東京駅8:18分発のぞみ309号に乗車し、京都経由で奈良を目指す。

本日は啓林堂書店の50周年記念イベントにお呼ばれし、15時から「良い本が生まれて、読者の手元に届くまで。」と題し、ライツ社の代表大塚啓志郎さん、髙野翔さんと公開トークをするのだった。

ライツ社は今時の出版社には珍しく、創業時からトーハン日販という取次と口座を開設し、大きな部数を目指す出版活動をしており、実際『認知症世界の歩き方』や『リュウジ式悪魔のレシピ』『放課後ミステリクラブ』などベストセラーを多数輩出しているのだ。

二人に話を伺ってみると勉強になることがいっぱいあった。

なぜ売ることをこんなに意識しているのかと問えば、それは高野さんの原体験から湧き出た想いで、「たくさん売れれば売れるほどその本を必要としている人に届く」との信念からだった。

様々なジャンルの本を編集している大塚さんは「頭の中にテーマがいろいろあって、テレビとかいろいろなものを見たり聞いたりしているうちにこの人だ!と著者に出会う」という。

何よりも営業も編集も一冊にかける工夫やこだわり、そして時間がいっぱいなのだ。

奈良に来てよかった。

« 前のページ | 次のページ »