11月5日(水)往復書簡
京都の鴨葱書店の大森さんとひょんなことから書簡のやりとりが始まった。テーマは「これからの本屋、これからの出版」といった内容で、お互い毎度原稿用紙にして10枚から20枚程度書き送っている。
二回りも年下(24歳差)の大森さんとは経験でいえば私の方が圧倒的なのだが、知識や教養ではまったく歯が立たず、さらに現状認識の聡明さには毎度教わることが多い。ほとんど私が疑問に感じていることを問いかけ、大森さんがそれに答えるといった問答になっている。
書簡だから私と大森さんしか読んでおらず、何も気にせず本屋さんや出版のことを語れるのがとても楽しい。私はこういう話をずっとしたかったのだとワクワクしながら手紙を書き、読んでいる。
今日は第五便めの書簡をしたためた。





