4月18日(土)イベント
一年半ぶりの神保町ブックフェスティバル一日目。初めての春開催ということで、集客を不安視する人もいたけれど、11時の開始早々から人の波はまったく途切れず、まるでお正月の浅草寺のような大賑わいとなる。
神保町ブックフェスティバルに本の雑誌社が初めて出店したのは、事務所を神保町に移転した2012年のことだ。
当時は助っ人アルバイトに画板を首から下げてもらい駅弁売りのようにブックカバー売り歩いてもらったり、読者や知人とワゴン越しにおしゃべりする時間があった。
それが今ではひたすらお会計するばかりである。コロナ明けの再開以来ぐっと人出が増えたような印象だ。
この人出を見て、「本はイベントでしか売れなくなった」と悲嘆に暮れる声が聞こえてくる。その気持ちもわかるのけれど、最近、私はこの主語が間違っているのではないかと考えている。
「本は」ではなく、「人が」なのだ。
人が、イベントを求めているのだ。
そしてイベントに行ったら、何かを消費する。ラーメン博ならラーメンを、パンフェスならパンを。
本がイベントでしか買われなくなっているのではなく、人はイベントで物を買う、のだ。
だからイベントの売上と日常の売上を同一線上で捉えなくていいのではと思っている。





