待望の随筆集第2弾
些細な思い出を胸に抱えて生きていく。
吉祥寺、下北沢、高円寺、京都、高知...
歌を歌わせてもらった店、ふと訪れた喫茶店や書店。そこで出会った人たちの顔。いつか確かに存在した誰かとの時間。街を思うことは人を思うこと、過去を思うことはいまと向き合うこと。
言葉を大切にするフォークシンガー、待望の随筆集第2弾。
イラスト 市村柚芽
四六判変型仮フランス装 200ページ
ISBN 978-4-86011-618-7
目次
京都 出町柳 飛び石の上の青年
東京 高円寺 住んだことのない街にただいまを言う
東京 銀座 バー・ルパンの隅っこで
東京 台場 ボブ・ディランとお台場の夢
東京 浅草 黒アンヂェラスと白アンヂェラス
[ピンポン堂書店]
海のない街に住んで、海のことばかり考えている
大白小蟹『うみべのストーブ 大白小蟹短編集』(トーチコミックス/リイド社)
東京 渋谷 渋谷公会堂に流れる大地讃頌と隣の空席
東京 御茶ノ水と神保町 重なる道と重ならない青春
東京 吉祥寺 明け方のサンロードと七井橋の真ん中で響く歌
東京 上野 君は自分で家を建てたいと言った
京都 拾得 野村麻紀さんのこと
[ピンポン堂書店]
人は表現を生きるのか
松本大洋『東京ヒゴロ』(ビッグコミックススペシャル/小学館)
横浜 桜木町 全然知らない球団の試合のチケットを買った
栃木 宇都宮 死ぬ気でなんかやらなくていいよ
広島 チンチン電車の走る街で
京都 哲学の道にホタルの飛ぶこと
[ピンポン堂書店]
取り戻せないものはいつだって眩しい
大島弓子『秋日子かく語りき』(KADOKAWA)
高知 大方 クジラがあくびをする街で 前篇
高知 大方 クジラがあくびをする街で 後篇
フィンランド ヘルシンキ カティのワルツ
栃木 鹿沼 あの頃の僕に青春はあったか 前篇
鹿沼から京都 あの頃の僕に青春はあったか 後篇
[ピンポン堂書店]
それでも僕たちはこの街に憧れて、この街で生きて
又吉直樹『東京百景』(角川文庫)
あとがき 感傷を背骨にして
