伊藤野枝の怒濤の人生を描いた村山由佳『風よ あらしよ』(集英社)が、本の雑誌が選ぶ2020年度ベストテンの第1位に決定!

文=本の雑誌特派員

  • パリの砂漠、東京の蜃気楼
  • 『パリの砂漠、東京の蜃気楼』
    金原 ひとみ
    ホーム社
    1,870円(税込)
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  • ホハレ峠;ダムに沈んだ徳山村 百年の軌跡
  • 『ホハレ峠;ダムに沈んだ徳山村 百年の軌跡』
    大西 暢夫
    彩流社
    2,090円(税込)
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  • 本の雑誌451号2021年1月号
  • 『本の雑誌451号2021年1月号』
    本の雑誌編集部
    本の雑誌社
    897円(税込)
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 さあ、今年も「本の雑誌が選ぶベスト10」の季節がやってきました! 2019年11月から2020年10月までに出た本の中からのノンジャンルで、本の雑誌社の社員がそれぞれこれぞおもしろかった!という本を話し合い、時には声が大きかったものが、時には丸坊主になって推薦したものが、栄光ある1位に輝いてきました。

 そして創刊45周年を迎えた2020年のベスト1に輝いたのは、村山由佳『風よ あらしよ』(集英社)です!

 伊藤野枝の激動の人生を描いた評伝小説は、章が変わるごとに視点を変えながら、伊藤野枝の人物像を立体的に浮かび上がらせ、「村山由佳、すごい!」と思わず叫んでしまうほどの熱量を帯びています。600ページありながらも一気読み間違いなしの傑作!! 年末年始の読書に絶対的にオススメです。

 また2位は、金原ひとみのエッセイ『パリの砂漠、東京の蜃気楼』(ホーム社)、3位は30年に渡って岐阜県徳山村のダムに沈む集落に通い、ひとりの女性の人生に迫ったノンフィクション、大西暢夫『ホハレ峠』(彩流社)が選ばれました。

 座談会の様子は本日発売の「本の雑誌」2021年1月号451号にて。


〈本の雑誌が選ぶ2020年度ベストテン〉

1位『風よ あらしよ』村山由佳/集英社
2位『パリの砂漠、東京の蜃気楼』金原ひとみ/ホーム社
3位『ホハレ峠』大西暢夫/彩流社
4位『ならずもの』森功/講談社
5位『果てしなき輝きの果てに』リズ・ムーア、竹内要江訳/ハヤカワ・ミステリ
6位『類』朝井まかて/集英社
7位『どくヤン!』左近洋一郎原作、カミムラ晋作漫画/講談社
8位『影を呑んだ少女』フランシス・ハーディング、児玉敦子訳/東京創元社
9位『化け者心中』蟬谷めぐ実/KADOKAWA
10位『ハイパーハードボイルドグルメリポート』上出遼平/朝日新聞出版

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