湊かなえ氏デビュー10周年記念作品「未来」、双葉社から初版8万部で

文=新文化編集部

2008年に『告白』(双葉社)でデビューした湊かなえ氏が、その集大成として書いた長編ミステリー、『未来』を5月22日、双葉社から上梓する。本体1680円。書店からは7万部を超える事前注文が寄せられており、初版部数は同社の単行本としては異例の8万部となった。同氏の著書は、出版社10社から計25作品が刊行。双葉社では9作品を出しているが、その合計発行部数は800万部を超えているという。『未来』については、全国紙など新聞46媒体、電車広告、バナー広告など大々的に展開する。

湊氏は昨年1月から47都道府県の書店で「サイン会ツアー」を行い、いまも自ら積極的なプロモーション活動をしている。

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