日図協の公衆送信権制限依頼に、3団体が回答

文=新文化編集部

日本図書館協会は5月21日、累計30団体に送った「新型コロナウイルス感染症に係る図書館活動についての協力依頼」に対し、日本シナリオ作家協会、日本文藝家協会、日本ビジュアル著作権協会から回答を得たと発表した。

日本シナリオ作家協会は、図書館利用者の自由な外出が可能となるまでの間の制限を承諾。日本文藝家協会は、著作権管理委託契約を結んでいる人に限り、休館中の児童向けの読み聞かせ配信を認めるとした。日本ビジュアル著作権協会では、登録著作権者367人に依頼文を転送し、215人から依頼に応じるとの回答を得た。

同依頼は、読み聞かせ動画のオンライン配信など、著作物の公衆送信権の特例的・時限的な制限などを求めるもの。同11日までに、日本書籍出版協会など5団体からも回答を得ている。

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