廣済堂、廣済堂あかつきの全株式を売却

文=新文化編集部

5月14日に開催した取締役会で、連結子会社である廣済堂あかつきの全株式の譲渡および同社に対する債権放棄を決議した。これにより、廣済堂あかつきは廣済堂グループから除外された。廣済堂が株式を売却する相手は「日本国の個人」。譲渡先の意向により公表していない。 廣済堂は廣済堂あかつきが2年連続赤字を計上し、同社が手がける教科書事業も採算確保の見通しが立たないと判断して、株式譲渡に踏み切った。

廣済堂あかつきの20年度3月期(20.4.1~21.3.31)の売上高は9億0200万円、営業損失は1億5400万円、経常損失は1億6900万円、当期純損失は1億9600万円だった。

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