サインポスト、複数冊を同時会計できるセルフレジの提供開始

文=新文化編集部

サインポスト㈱(東京・中央区)は今秋、書店向けセルフレジ「ワンダーレジ-Book」の提供を開始した。台の上にバーコードを上向きにして本を並べることで、上部に設置されたリーダーから一度に複数冊を読み込んで会計できる。

携帯端末との接続機能を搭載し、スタッフはレジからの呼び出しやエラー通知を携帯で受信できる。文献社が提供する書店トータル管理クラウドサービス「書店WEB」との連携が可能で、他のシステム会社とも連携を協議中。キャッシュレス決済には各交通系マネー、WAON、nanaco、楽天Edy、iD、QUICPayに対応している。

10月末時点で複数の書店法人が導入を決めているという。冨澤一憲常務は、「消費者目線での使いやすさを考え抜いて設計した。そこをご評価頂いていると感じている」と自信をみせた。

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冨澤一憲常務

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