田中書店、クラウドファンディングで放課後等デイサービスの支援へ

文=新文化編集部

3月19日まで、宮崎県内の放課後等デイサービスに本を贈呈するための資金を、クラウドファンディングで募っている。店舗統括マネージャーの田中佑輝氏が昨秋、川東店(宮崎・都城市)で実施した「本の日」のイベントで、放課後等デイサービス「あさひがおか」(同・三股町)の現状を知り、企画した。

放課後等デイサービスは、障がいのある児童が学校終了後や休校日に通う、療育機能・居場所機能を備えた福祉サービス。自治体の予算がないため、常設の本が購入できないという。田中氏は、「これからの本屋は、地域の社会貢献活動をすることも求められる。実績を残すことで、新しい事例をつくりたい」と話す。

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