図書印刷、AI音声合成技術によるオーディオブックを配信

文=新文化編集部

3月25日、AI音声合成技術を活用したオーディオブック配信サービス「ビジガク」を開設した。他社のオーディオブックメーカーで配信しているビジネス書のほか、片山修『豊田章男』(東洋経済新報社)など、ビジガクの先行配信作品6点を取り揃えた。AI音声合成技術は、東京工業大学発ベンチャー企業、㈱CoeFontのAI音声プラットフォームを採用。同技術の導入により、オーディオブックの収録時間と制作コストを削減できる目途が立ったという。今後はビジネス書を中心に、月間100点規模の配信体制を整えるとともに、書籍とオーディオブックの同時発売ができる環境を整備していく。

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