日販王子流通センター3号館、CO2排出量が実質ゼロに

文=新文化編集部

日本出版販売は4月から、グループを挙げて推進しているESGに関する取組みの一環として、王子流通センター(東京・北区)3号館において、実質的にCO2排出量がゼロとなる再生可能エネルギー由来の電力を100%導入した。これにより、昨年2月に設置した自家消費太陽光発電と合わせ、完全なCO2フリーの物流センターとして稼働している。

同センター3号館は、年間約150万kwhのエネルギーを消費しており、再生可能エネルギー由来の電力を導入することにより、約660トンのCO2排出量の削減が可能となる。

また、同センター本館においても、再生可能エネルギー由来の電力を全体の10%導入。これにより、同センター全体では年間約920トンのCO2排出量が削減される。これは、日販グループの雑誌・書籍の送品物流(輸送を除く)全体で排出しているCO2の約13%に相当するという。

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