皓星社、年刊誌「近代出版研究」創刊

文=新文化編集部

4月7日、日本近代書誌学と近代出版史の成立を志す年刊研究誌「近代出版研究」(書籍扱い)を創刊した。

同誌は、元国立国会図書館員で図書館情報学の研究者である小林昌樹氏が昨年6月に設立した「近代出版研究所」(事務局=皓星社)の機関誌。編集長も小林氏が務める。

創刊号には、明治出版文化史を専攻する稲岡勝氏(元都留文科大学教授)を、近代出版研究所と皓星社のメンバーで囲む座談会「明治期に活躍した出版社の近代性とは何か」を収録。

その他、図書館学、西洋書誌学、民俗学などの研究者に加え、在野研究者・出版関係者などが寄稿している。
本体2000円。

新文化オンラインへ

« 前の記事TOPバックナンバー次の記事 »