水鈴社、新人作家発掘・育成プログラムを創設

文=新文化編集部

ソニー・ミュージックエンタテインメントと次世代の文芸界を担う作家を発掘・育成するプログラム「『はじめての』文芸部」を創設した。9月21日から第1期の部員を募集している。エンタテインメント小説が対象で、小説のあらすじと冒頭部分を公募し、優秀作品は水鈴社で書籍化。その作品をもとに〝小説を音楽にする〟ユニット・YOASOBIが楽曲化する。

両社は、直木賞作家の島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都の4氏とYOASOBIがコラボした小説集『はじめての』の刊行を機に、同書に関するプロジェクトを発足。YOASOBIが4氏の短編を原作とした楽曲をリリースする取組みを行っている。同プログラムでは、その新たな取組みとして、若い世代へ向けた物語を創造する新たな才能を、出版・音楽業界横断で見出し、文芸の未来創造を目指す。

>> 『はじめての』文芸部

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