同シリーズの発行部数がこのほど、累計54点で200万部を突破した。シリーズ第1弾『小学校6年間の算数が1冊でしっかりわかる本』は、2015年10月発売。21年2月までにシリーズ累計26点・100万部まで伸長させ、そこからわずか2年で点数・部数ともにほぼ倍増させた。

創刊時は大人の学び直し需要を狙ったもので、展開場所もビジネス書や一般書コーナーのフェア台が中心だった。対象学年や教科を広げて点数を増加させるなかで、学参書売場の棚を主戦場に移して部数を伸ばしている。

売れ筋トップ3は、『改訂版 小学校6年間の算数が～』（改訂前とあわせて累計40万部）、『改訂版 中学校3年間の数学が～』（同28万部）、『改訂版 中学校3年間の英語が～』（同26万部）。入学や新学期の準備期間である3月末までに、地方紙15紙・朝日新聞・読売新聞に順次出稿していく。紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂書店、三省堂書店の3チェーンでは、上記3銘柄を購入するとポイントがアップするキャンペーンも行う。3月27日にリニューアル予定の同社ホームページでもアピールして拡販を図る構え。

今駒副編集長