絵本のサブスクサービス「えほんのはこ」開始

文=新文化編集部

モバイルブック・ジェーピー(MBJ)とイマジネイション・プラスはこのほど、絵本のサブスクリプションサービス「えほんのはこ」をローンチした。

「えほんのはこ」は、月額1980円で登録されている絵本の電子書籍が読み放題となるサービス。会費に会員数を乗じた総売上の35%を出版社還元分の原資とし、総閲覧ページ数に対する各出版社作品ごとの閲覧ページ数に応じて分配する。

MBJの取次先書店のひとつとして電子書籍を配信する建付けで、出版社の参加は無料だが、MBJの口座開設や電子書籍データを作成する必要がある。

3月20日にiOS版をリリース。4月にアンドロイド版、5月にウェブ版の提供も開始する予定。

今後は絶版や品切重版未定のタイトル、市場が限定的な「月刊絵本」などのアーカイブにも注力していくほか、海外向けのプロモーションの場としての活用や、図書館向けなどBtoBでの展開も視野に入れている。また、MBJが所属するDNPグループによるプリント・オン・デマンドやライトアニメ事業などとも連携していく考えだ。

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