このほど、講談社、KADOKAWA、文藝春秋、幻冬舎、光文社などが共同で発表した。4月3日時点での国内累計発行部数は1億7万7380部。
東野氏は1958年、大阪生まれ。1985年「放課後」で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。1999年『秘密』（文藝春秋）で日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』（同）で直木賞と本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』（現KADOKAWA）で中央公論文芸賞、13年『夢幻花』（PHP研究所）で柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』（講談社）で吉川英治文学賞を受賞した。国内で1億部を突破した作家は赤川次郎氏や西村京太郎氏などがいる。