2023年「本屋大賞」、凪良ゆう『汝、星のごとく』(講談社)に

文=新文化編集部

4月12日、同賞実行委員会が発表した。凪良氏は2020年の『流浪の月』(東京創元社)以来、3年ぶり2度目の受賞となった。

発表会には4年ぶりに全国の書店員のほか、出版社・メディア関係者などが参集。434人が出席した。凪良氏はスピーチで、2020年の発表会はコロナ禍による緊急事態宣言下で行われ、会場に出向くことすらできなかったと振り返り、「今日再び、この場に受賞者として立てることが夢のように嬉しい」と声を震わせつつ語った。

「本屋大賞」翻訳小説部門1位はC・ウィタカー『われら闇より天を見る』(早川書房)、発掘部門「超発掘本!」は田辺聖子『おちくぼ姫』(KADOKAWA)が選ばれた。

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凪良ゆう氏

  • われら闇より天を見る
  • 『われら闇より天を見る』
    クリス ウィタカー,agoera,鈴木 恵
    早川書房
    2,530円(税込)
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  • おちくぼ姫 (角川文庫)
  • 『おちくぼ姫 (角川文庫)』
    田辺 聖子
    KADOKAWA
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