村上春樹氏の6年ぶり新作長編発売、深夜・早朝販売の書店も

文=新文化編集部

新潮社が4月13日に初版30万部で発売した村上春樹『街とその不確かな壁』を、多くの書店が店頭イベントで盛り上げている。紀伊國屋書店新宿本店は同日午前0時にカウントダウンイベント、同7時から早朝販売を行った。

丸善ジュンク堂書店は12店舗で早朝販売を実施。丸善日本橋店は午前8時30分に販売をスタート。吉海裕一店長によると、同店は800部を仕入れて発売日に臨んだという。

『街とその不確かな壁』は4月13日時点で、アマゾンの「本」カテゴリの1位を獲得。新潮社は村上春樹氏の長編小説では初めて、電子書籍も発売日にあわせて同時に配信した。

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吉海店長自ら即売した丸善日本橋店

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