明文堂書店TSUTAYAレイクタウンがキッズパークを常設 トーハンとリトプラが開発

文・写真=新文化編集部

明文堂書店TSUTAYAレイクタウンがキッズパークを常設 トーハンとリトプラが開発
Muchu Planet TSUTAYAレイクタウンのイメージ

トーハンと㈱リトプラはこのほど、共同でショップ・イン・ショップ型のキッズパーク「Muchu Planet(ムチュウプラネット)」を開発した。4月9日には常設1号店として、明文堂書店TSUTAYAレイクタウン(埼玉・越谷市)内に「Muchu Planet TSUTAYAレイクタウン」をオープンする。

リトプラは2018年から、デジタル技術を駆使して子どもの探求心や創造力を刺激する次世代型テーマパーク「リトルプラネット」を全国展開。昨年1月、トーハンと共同で、書店内のイベントスペースなどに小規模な遊び場を短期間で設置できる実証実験サービス「リトルプラネット ポップアップパークwithブックストア」を開発。埼玉、富山、石川の3書店で各1カ月展開し、「書店×デジタル×遊び場」の融合による店舗集客の可能性を検証した。その結果、期間中の入場者数は1400人、土・日・祝日の児童書の売上前年比は4.0%増、書籍全体では同13.8%増(いずれも3店平均)となった。

TSUTAYAレイクタウンの常設店では、約91坪のスペースに10種のアトラクションを用意する。入場は有料(料金は平日/休日、年齢によって変動、0~1歳は無料)。

今後、全国の書店にライセンスを提供し、常設店を展開していくことを目指す。

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