9月14日(木)
『杉江由次の炎の観戦日誌その1』
ついに迎えた五輪サッカーのニッポン初戦。
我が五輪日本代表は、南アフリカと対戦する。
試合開始30分前から、自宅のテレビの前に座り、準備を整える。
まずは、回りに置いてある物をきれいにかたずける。
テレビのリモコンや携帯電話、ティッシュの箱なんていうのがとにかく危ない。
なぜなら興奮すると我も忘れて、手当たり次第、投げつてしまうからだ。
過去テレビのリモコンは2個ダメにしたことがあるし、電話の子機も砕け散った。
それ以来反省して、観戦前は身の回りをきれいにすることを心がけるようになった。
さあ、試合開始となったら、今度はタオルを口にくわえる。
くわえるというよりは、突っ込むになるのか。
そう、誘拐された人質がされるような猿ぐつわをするのだ。
これは、興奮すると、絶叫あるいは、遠吠えしてしまい、あまりにうるさいので近所迷惑になるからだ。
消音装置の役割。
それならば、静かに観戦すればいいとは思われるが、サッカー観戦で、声を出すのを我慢するくらいなら、猿ぐつわの方がマシ。のどが乾こうが、繊維が口に入ろうが全然マシ。
というわけで、今日もタオルを口に突っ込む。
この日も
「ホゲホォーーーー、モゲー、モゲェーーー」(「高原ーー、打てー」の意)
「モゲモゴ、モゲモ、モラ!」(「中沢、よせろ、こら」の意)
などと、絶叫しつつ観戦。
ところが、前半残りわずかに高原が先制点を決めると近所中から一斉に絶叫が聞こえる。
そうか、みんな見てるのか、浦和はやっぱり良い町だ。
ならばとタオルを外し、こちらも絶叫モードへ。
90分後ヘトヘトになり、勝利ともに、近所中から拍手の音。
勝利の美酒。
それにしても中田のスルーパス、高原の飛び出しに鳥肌が立った。
うーん、最高の一日。