WEB本の雑誌

11月20日(月)

 朝、起きてもしかして、昨日のサッカーは夢だったのかもと、かなり真剣に悩む。これから見に行くのかも…なんて。

 それにしては、ノドが痛いし、腕も重い。おまけに酒の飲み過ぎで頭が痛くて起きあがるのもつらい。大丈夫だよな、レッズはJ1昇格を決めたんだよな…と不安になりつつ、とにかく新聞を広げて確認することにした。すると新聞と広告の隙間から何かが落ちた。

 なんと!!!浦和の朝日新聞には、昨夜浦和駅周辺などで配られていたらしい日刊スポーツの号外「浦和Vゴール」が挟み込まれていた。「ウォー」っと朝の遠吠えを一発カマし、粋なことをしてくれた朝日新聞に向かって合掌。どっちが朝日新聞社の方向なのかわからないけれど、とにかくベランダから感謝を伝える。

 駅に着いてキオスクを覗くと、スポーツ新聞の一面は全部レッズ。とにかく片っ端から全紙購入するが、『日刊スポーツ』だけ売り切れていた。いつもサッカー記事が一番多い『日刊スポーツ』がないなんて、ちょっと洒落になっていない。キオスクのおばちゃんに「ニッカンはないんですか?」とすがりついてみたが、冷たいしわがれ声で「売り切れ!」とあっさり言われる。悲しい。とにかく僕は全紙欲しいのだ。今日の新聞は大事な宝物になる。昨年のレッズJ2降格のときの新聞も全紙ある。こっちは悲しい宝物。

 乗り換え駅の「武蔵浦和駅」でも探したが、やはり売り切れ。もしかすると浦和中のキオスクで『日刊スポーツ』が売り切れだったのかもしれない。もうこうなると気が気でなくなり、埼京線のなかで、身もだえし、鼻息も荒くなる。我慢しきれず、赤羽駅で途中下車。断然と輝く「ニッカン」の文字を見つけたときには、涙が出そうになってしまった。良かった、良かった。

 フッと思い出して、大阪のレッズ仲間、相棒とおるのためにも再度、全紙購入する。きっと関西地区のスポーツ新聞はイチローが一面だろうというヨミ。僕はいったい何部新聞を鞄に詰め込んでいるんだ?
 5紙かける2部づつということは10部か。完全にアホ。おまけに赤羽駅で興奮しているうちに時間が過ぎてしまい、会社に遅刻。こんな日に会社がある方がどうかしている。

 昨日の興奮を引きずっているようで、仕事をしていても心ここにあらず。頭の中で何度も土橋のVゴールシーンが再生されている。書店さんから祝福の電話やファックスやメールが飛び込む。ありがたいかぎり。またまた去年同様、騒ぎすぎた自分を反省する。

 結局まともに仕事にならず、どうしようもないダメサラリーマンな一日。まあ、今日は仕方ない…か?。