12月6日(水)
やっぱり会社にいるとろくなことがない…というのが昨日わかったので、今日は朝から直行。
『おすすめ文庫王国』の事前注文短冊を持って、取次店さんを廻る。まずは、飯田橋のT社とO社。飯田橋とは言ってもこの2社は駅から遠く、夏や冬には営業マンにとってつらい道のりとなる。今日も首都高速の下を吹き抜ける寒風に身もだえする。
T社で用件を済ませ、O社へ移動。
O社の入り口には、いつもおばちゃんが座っていて、気持ちよい挨拶をしてくれる。
「いらっしゃいませ。」
この一言だけで、とても良い気分になれる。よく大きな会社には作り笑いの受付嬢なんていうのがいるけれど、いくら若かろうが、心のこもった挨拶には叶わない。僕はこのおばちゃんの大ファンだ。いつまでも元気に受付をして欲しいもんだ。
そのおばちゃんが象徴するように取次店O社はとても良い雰囲気。大手取次店は、何となくシステマティックな感じがするけれど、ここO社はアットホームというか、「何でもやりまっせ!」的な雰囲気が漂っていて、社員全体にしっかりと血が通っているような気がする。仕入担当者の方と話しているだけで、何だかこっちまで「何でもやりまっせ!」と言ってしまいそうになる。いやはやそれは、さすがにまずい。
今日も仕入の元気なAさんと話をしていたら
「杉江さんに会わせたい人がいるんですよ!」と勢い込んで言われ驚く。いったいどんな仕事の展開になるのかと思ったが、
「実はいるんですよ、うちにも…。レッズファンが…。」
思わず転げ落ちそうになってしまったけれど、何だか最近こんなことが多いなあ。まあ、それはそれですごいうれしいんだけど。今日はそのレッズファンの方が不在だったため、次回お会いする約束だけしてO社を後にする。『出版業界レッズ会』なんていうのができたら面白いな…とちょっとだけ考える。
飯田橋駅に戻るとちょうどお昼だったので、深夜プラス1の浅沼さんを誘って昼食。浅沼さんお薦めのステーキ屋へ連れていってもらう。
僕は前から、昼飯に寿司やウナギやステーキを食えるようになったら、いっぱしのサラリーマンになった証拠だと思っていた。昼間から高価でエネルギッシュな物を食うなんてなんかすごく働いているような気がするではないか。おまけにビールでもついたらもう管理職間違いなし。
今日はとりあえずステーキだけだけど、立派な「サラリーマン記念日」。1Fはカウンターだけの不思議なステーキ屋だったけれど、浅沼さん曰く「夜は超高級店」になるらしい。昼間のサービスランチ1280円也。めちゃくちゃうまくてボーリュームも満点。たまらない…。
『IN☆POCKET11月号』(講談社)の写真通り浅沼さんは、ここ最近ちょっと太り気味。こんなうまいもんを昼から食っているからだろうと妙に納得。こういう食生活をしていると、某社発行人Mみたいになってしまいますよと脅す。かなり効いた様子。
午後は御茶ノ水のN社に移動し、そのまま営業へ。夕暮れという時間があまりに短く、あっけなく夜になってしまうことに季節を感じる。何だか気ぜわしく営業。