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3月3日(水)

 待ちに待った飯嶋和一氏の新刊がついに出た。
『黄金旅風』(小学館)だ。

 傑作『始祖鳥記』(小学館)から約4年。飯嶋節に触れたくて、首どころか全身を長くして待ち望んでいたのだ。

 こうとなったら『模倣犯』のとき同様、仕事を投げ出してしまいたい。そしてどこかの喫茶店に入り、飯嶋和一の世界の没頭したい。しかししかし、今月の新刊『あなたは古本がやめられる』kashiba@猟奇の鉄人著の営業が佳境を迎えており、とてもサボっている暇はない。古本は辞められるかもしれないけれど、家族を想うと会社はなかなか辞められない。ううう。

 電車の中はもちろん、書店さんに入るそのギリギリまで二宮金次郎ばりに『黄金旅風』の人となる。ただいま152ページまで読了。間違いなく、またもや傑作だ。

 娘よ、頼む。今日は早く寝ておくれ。出来れば帰ったときには寝ていてくれ。ひな祭りは『黄金旅風』を読み終え次第、盛大にやってやる。もし望むならホテルでやって良いぞ。でもここ数日は早く寝てくれぇ!