WEB本の雑誌

6月15日(火)

 今月の新刊『よりぬき読書相談室 特盛すこぶる本編』の事前注文短冊を持ち、取次店さんを廻る。

 それにしても暑い。どうして春はあんなに短いんだろうか? ほんの数週間だけスーツの上着を着てちょうど良い季節「春」があるが、その後は上着どころかYシャツも脱いで、ついでにパンツも脱いでしまいたくなるほど暑い夏が、延々4ヶ月も続くのだ。営業マンには、四季なんて季節感はなく、夏と冬という二季しかない。

 おまけに妻の不在16日目にして5度目のハンカチ忘れ。いやはや入院で金がかかるというのに、余計な金をまた遣ってしまう。かなり落ち込みつつ、T社に向かう飯田橋の長い道のりを歩く。

 暑さボケなのか、見舞い疲れなのか、はたまた、ほぼ徹夜EURO観戦疲れの影響か、注文書と同時に取次店さんへ渡すべき、フロッピーディスクをすっかり忘れてしまう。いやはやこれにて午後もう一度訪問しなけれならないことが決定! 落ち込みはブルーゾーンに突入。

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 深夜+1浅沼さんご推薦のラーメン屋「黒兵衛」でみそ野菜ラーメンを食い、午後からは、地方小出版流通センターさんを訪問。すぐさま噂の床板を探す。

 ありました、ありました、韓国芸能情報誌『HOT CHILI PAPER』の増刊号『韓流スターの時代1』のあまりの納品量でぶち抜けた床板が! 今は鉄板を敷いて補修されていたのだが、いやはやすごいもんです、床板を抜くほど納品ができるなんて…。

 というわけで急遽担当のKさんに高々と宣言する。
「本の雑誌社営業部の今後の営業目標が決定しました。地方小さんの床板を抜くということです!!」

 Kさん、苦笑しつつ「8月特大号の村上春樹ロングインタビューで抜けるんじゃない」なんて冷やかすが、実はちょっと本気で狙っていたりする。

 しかし問題は『HOT CHILI PAPER』が4色カラーの重い雑誌であり、「本の雑誌」とはその1冊の重みがあまりに違うということだ。こうなったら、砂でも詰めるか…。

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 地方小出版流通センターさんからの帰り道「床板」よりも目標にすべきものを発見! なんとなんととってもカッコイイマンションが建設されていたのだが、その建主が「小学館不動産」となっているではないか!!

 うう、セカチューの売上がこんなところで不動産に化けたのだろうか? いやはや、やっぱり『本の雑誌』で儲けて、早く浦和美園(さいたまスタジアム脇)に自社ビルを建てよう!