9月1日(水)
本日は外回りをしても書店さんに迷惑をかけるだけだし、単なる情報屋(○○書店は何時で何部売たというのを報告しあう)になるのもシャクなので、社内に残って貯まっていたデスクワーク。紀伊國屋書店さんのパブライン(売上データ)を見られる版元さんは、一日中『ハリポタ』の売れ数を確認していたりするんじゃないか?
しかし『ハリポタ』旋風を何も感じずに終わるのも淋しいので(結局野次馬なんです)、通勤途中に池袋で下車。しかし午前8時55分現在、どこも先行発売していない。そうなのか…。
そういえば、前巻である4巻目の発売日の前日に、ジュンク堂書店の田口さんから電話があって(まったく別件だった)「明日は何時から販売するんですか?」と聞いたところ逆に「何のこと?」と問い返され、思い切りビックリしたのを思い出す。たぶんこのベストセラーに頼らない日本一大きな書店は、今年も何もしないのではなかろうか…。恐るべきジュンク堂。
で、何だか肩すかしを食らった気分で新宿に着き、京王線の改札を出たところで、ついに『ハリポタ』を発見! 啓文堂書店さんがコンコースに机を並べ、特設販売していたのだ。「本日発売! ハリーポッター」手に高く掲げ、通勤してくる人たちに叫んでいるではないですか。売れるといいですね。
また山下書店西口店さんでも1階を早くオープンさせ、ドーンと平積みしていた。僕が見ている間だけで2買われていって、店長さんがいらっしゃったので、声をかけると「なかなか順調な売れ行きなんです」と笑っていた。
そのまま地下通路を通り、紀伊國屋書店新宿本店に向かっていると、その紀伊國屋書店さんと目と鼻の先の地下通路でテレビカメラが構えられていた。何? と近づいていくとそこにも『ハリポタ』が積まれていて、おおこれが丸善さんの「ONE DAY BOOKSHOP」という1日だけの特設販売書店か。うー、確か地下鉄の6駅だかで行うといっていたが、ここでやるのか…。大人って怖いな。
さて、地上に出て、紀伊國屋書店さんの入り口を見ると、おお、あの外売りスペースがハリポタ特設売り場になっている。スゴイ。しかもなんだかたくさんテレビカメラが構えられていて、その中心になぜか林家パー子みたいな人がいるではないか。紀伊國屋さんも不思議な販促方法を取ったんだなだと思っていたら、いやはや違いました。静山社の社長さんでした。
すげぇな、ピンクのマントにピンクのとんがり帽子をかぶってるよ。本当にそんなことしてるんだ…。でもでもうちの目黒考二だって直時代のクリスマス時期の配本では、サンタの格好して本誌を運んでいたんだよなぁ。オレも着ぐるみ買おうかなぁ。
すっかり『ハリポタ』旋風を身体に浴びて、会社に出社。
いつか見てろよ、オレだって…。いやそれはないな。地道に本を作りましょう。