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12月4日(火)

 通勤読書は『ホルモー六景』万城目学(角川書店)。

 まるでピグミンのようなオニを操り闘わせる謎の競技「ホルモー」シリーズ第2作。まさか「ホルモー」がシリーズになるとは思いもしなかったが、今作はその「ホルモー」をほとんど背景に置き、ホルモーに関わる人間達の恋愛模様が描かれる。

 とんでもない人が出てきたり、時代を超えたり、ついに舞台も京都離れたりと、いやはやもしかして万城目学はまだまだ才能を隠しているのではなかろうか。特に第6章「長持ちの恋」が素晴らしい。まさかホルモーで泣かされるときが来るとは…。この調子でホルモーシリーズを書き続けて欲しい。

 とある書店さんを訪問すると「新しいサービスを始めたんです」と話される。何ですか?と伺うと、なんと客注を受けたときに品切れだったり絶版だったりしたときに、Amazonマーケットプレイスで取り寄せてあげるというのだ。当然、中古品であることをお客さんに伝えるが、それでも99%のお客さんがそのまま注文されるそうで、アマゾンの価格+送料に若干手数料を足して販売しているとのこと。特にネット環境のない高齢者などに喜ばれているとか。アマゾンを敵視する時代から利用する時代に変わってきたのか。うーん、すごい発想だ。

 ネット販売にしてもポイント制度にしても、結局、ルールというのはそのルールの中から改善案がでて変わっていくのではなく、既存のルールの外にいる強者が突然別のルールを持ち込み、その強者に引きずられるようにして元々あったルールが変わっていく、というか捨て去られていくのだ。

 西武池袋線を営業後、御茶ノ水に出て、K出版社のYさんとお話。
 サッカーの話はしないように!