WEB本の雑誌

12月6日(木)

 一昨日、編集の松村から「杉江さん好みかも…」と貸してもらった本を読みだしたら、あまりに面白く、これはとても借りて読むような本ではないと購入。改めてジックリ読み進んだのが、『北東の大地、逃亡の西』スコット・ウォルヴン(ハヤカワ・ミステリ)は紛れもない傑作だ。

 アメリカの田舎町にいるちょっとしたアウトローや職人などの、自分の人生から抜け出すことのできない日常を描いた短編集である。すなわち僕らの人生を描いた作品である。ミステリー色はほとんどなく、一般小説といっても良いと思うけれど、この胸を突く、味わい深さ、たまらない。帯には我が最愛の作家の一人であるジョージ・P・ペレケーノスが瞠目!とあるけれど、確かにペレケーノスの小説に雰囲気が似ているかも。来年のベスト1候補!!

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 営業は横浜へ。
 「昨日は文庫が凄くて品だし大変だったわよ〜」と額の汗をぬぐったのはM書店のYさんで、「12月は今のところそれほどの新刊量じゃないんだけど、文庫やコミックの発売日ずれて重なるのよね」とのこと。とりあえず11月はミシュランボーナスで書店もひと息つけたようだが、果たして12月はどうなるか? 「このミス」などの年末ものが出たが、どれほど影響が出るか楽しみ。しかしほぼこの手のベスト10号が全部出てしまい、我が「本の雑誌」は来週の月曜10日搬入だから最後である。こういうのは早く出した方が得、なのかどうかわからないけれど、営業としては焦る。

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すでに何度目の忘年会なのかわからないほど、毎夜忘年会へ馳せ参じている。
今夜はB書店のKさんを囲む会。定例で飲んでいるメンバーが集まるので、気が楽だ。同年代の営業マンとしばし情報交換。二次会は別の会の忘年会に顔を出そうと思っていたのだが、疲労困憊だったので、帰宅。