8月14日(木)
- 『野村再生工場 ――叱り方、褒め方、教え方 (角川oneテーマ21 A 86)』
- 野村 克也
- 角川グループパブリッシング
- 740円(税込)
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- 『『十五少年漂流記』への旅 (新潮選書)』
- 椎名 誠
- 新潮社
- 1,050円(税込)
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昨夜、家に帰ったら娘がひとり増えていた。いや近所の子が泊まりに来ていたのであるが、しかし教えたこともないのに、誰かが泊まりに来ると枕投げをするのはどういうもんなんだろうか。枕投げというのはもしかしたら人間の本能なのではなかろうか。
そんなことを考えていたら、寝室から僕の布団が運び出され、敷けないから居間で寝ろというお達し。ハッキリいうが、娘が生まれて以来、僕はひとりで寝られないのである。困った。
敬愛する山口瞳氏のエッセイのなかで、毎晩妻と足を絡めて寝ていた友人が、妻に先立たれ、それ以来バットに足を絡ませて寝ていたという逸話が書かれていたが、僕の場合、娘が隣りにいないと眠れないのである。仕方がないので、そこらに落ちていたくまのプーさんのぬいぐるみを抱いて寝てみるが、やっぱり寝られず、明け方まで本を読む。
『野村再生工場』野村克也(角川ONEテーマ21)と『十五少年漂流記への旅』椎名誠(新潮選書)。いったいどれだけ地球を移動しているんだ、我が編集長は。