集英社決算、最終利益98億円超に

文=新文化編集部

8月29日、東京・千代田区の本社で株主総会および取締役会を行い、第78期(H30.6.1~R1.5.31)決算と役員人事を確定した。売上高は1333億4100万円(前年比14.5%増)。デジタル、版権、物販など「その他収入」が大幅に伸長し、10年前の水準に回復。利益面でも当期純利益が前年の4倍弱となる98億7700万円を計上。100億円に迫る〝画期的な数字〟をたたき出した。

役員人事は、廣野眞一常務が専務に、北畠輝幸、隅野叙雄、日高麻子の取締役3氏が常務に昇任。佐野明夫、林秀明、海老原美登里の3氏が取締役に、北畠元一、安藤拓朗、樋口尚也の3氏が役員待遇に新任した。

柳本重民常務、鈴木晴彦常務、木川真希子監査役は退任。柳本氏は顧問に就き、一ツ橋企画代表取締役を兼務する。鈴木氏は集英社クリエイティブ顧問に就いた。

新文化オンラインへ

« 前の記事TOPバックナンバー次の記事 »