2021年「本屋大賞」、ノミネート10作品を発表

文=新文化編集部

1月21日、同賞実行委員会が発表した。

第164回「芥川賞」を同20日に受賞した宇佐見りん『推し、燃ゆ』(河出書房新社)、同「直木賞」候補作の加藤シゲアキ『オルタネート』(新潮社)のほか、2020年「本屋大賞」の受賞者である凪良ゆう氏の『滅びの前のシャングリラ』(中央公論新社)、08年に受賞した伊坂幸太郎氏による『逆ソクラテス』(集英社)などが選出されている。
ノミネート作品のラインアップは次の通り。

伊吹有喜『犬がいた季節』(双葉社)
青山美智子『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)
宇佐見りん『推し、燃ゆ』(河出書房新社)
加藤シゲアキ『オルタネート』(新潮社)
伊坂幸太郎『逆ソクラテス』(集英社)
深緑野分『この本を盗む者は』(KADOKAWA)
町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』(中央公論新社)
山本文緒『自転しながら公転する』(新潮社)
伊与原新『八月の銀の雪』(新潮社)
凪良ゆう『滅びの前のシャングリラ』(中央公論新社)

  • 52ヘルツのクジラたち (単行本)
  • 『52ヘルツのクジラたち (単行本)』
    町田 そのこ
    中央公論新社
    1,760円(税込)
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  • 滅びの前のシャングリラ (単行本)
  • 『滅びの前のシャングリラ (単行本)』
    凪良 ゆう
    中央公論新社
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