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密室殺人が行われた館に集う数名の男女。 ひたひたとしのびよる恐怖、互いを疑いながらも一緒に時を過ごさなければならない緊迫感…。 その最中に、17歳の少女涼子の淡い恋や真面目だけが取り得の石垣女史の密やかな恋が生まれる。 館の女主人である涼子のおばさんのなにごとにも動じない姿も実に印象的。 人間の心理の不思議さ、深層心理のなせる業に、思わずうなる結末が用意されていました。
「私はコンブをかじっていた」 涼子さん、私にもその美味しそうなコンブを下さいと言いたくなってしまう。(大汗) 館のそびえる舞台は、コンブが美味しい北の地、そう北海道。
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