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そんな大いなる幻想の世界へ誘ってくれるのは、イタリアの奇想作家のブッツァーティ。 彼の代表作が多数編まれた短編集だ。 「まいったな、こりゃ」と舌を巻いたのは、美しくて心優しく頭もよくずば抜けた子どもと家族のあいだでもっぱら評判だったジョルジョ少年が主人公の「小さな暴君」。 タイトル通りの暴君ぶりに、いやというほど振り回される。 「本で良かった〜」と重ね重ね思いました。 訳者の関口英子さんによる解説がそれ自体、とても読み応えがあり、作品への愛情をひしひしと感じました。
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