2010年

『おすすめ文庫王国 2010-2011』

本の雑誌増刊

  2010年12月6日発売

文庫ガイドの決定版!

年末の風物詩? 「おすすめ文庫王国」の季節がやって参りました。本の雑誌社社内で決める「本の雑誌が選ぶ文庫ベストテン」から各ジャンルのベストテン、そして今回は米澤穂信さんにオールタイム文庫ベストテンを選...

『定食と文学』

今柊二

  2010年11月19日発売

腹が減ってなおかつ本が読みたくなるエッセイ集!

本の雑誌社11月の新刊は、『定食バンザイ!』や『定食学入門』で大人気の今柊二さんが書き下ろす『定食と文学』です。 さすがは定食マスターの今柊二さん。本や絵本を読むときもついつい心は、そこで描かれる「...

『劇画暮らし』

辰巳ヨシヒロ

  2010年10月20日発売

「劇画」のゴッドファーザー、待望の自伝

二〇〇九年度の手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作『劇画漂流』(青林工藝舎)作者であり、近年再評価著しい「劇画」の命名者・辰巳ヨシヒロの書き下ろし自伝です。 少年時代の手塚治虫との出会い、大阪での貸本まん...

吉野朔実劇場

『神様は本を読まない』

吉野朔実

  2010年10月13日発売

吉野朔実の読書エッセイ漫画第六弾

本好きにとって、本を読むのとおなじくらいに楽しいのが、本を買ったり本について話したりすること。『少年は荒野を目ざす』『ジュリエットの卵』などで知られる漫画家の吉野朔実が内容紹介や感想にとどまらず、装丁...

『月の下のカウンター』

太田和彦

  2010年9月14日発売
男はいつもそこにいた。 酒と居酒屋を愛する太田和彦の叙情あふれるエッセイ集が誕生! 居酒屋、旅、街歩き、そして故郷への想い。しみじみとあたたかく、まるでお燗された日本酒のようなエッセイ集です。特に書き...

『スットコランド日記 深煎り』

宮田珠己

  2010年8月4日発売

日本でもっとも妙なことにこだわる男のどこから読んでもおかしな日常。

『ときどき意味もなくずんずん歩く』(幻冬舎文庫)のヒットで人気エッセイストの仲間入りした宮田珠己が、相変わらずの、電車の中ではとても読めない爆笑文体で綴る2009年4月から2010年3月までの日記です...

『活字と自活』

荻原魚雷

  2010年7月12日発売

冴えない時代を、それでも愉しむ 中央線「その日暮らし」エッセイ

◇◇立ち読みページ公開中!◇◇ あわただしい世間の風に揉まれ一喜一憂、それでもマイペースで生きていきたい。東京・高円寺に住む著者が語る、街暮らしのあれこれと読書の日々。昨日は『まんが道』と尾崎一雄の私...

『ミーツへの道』

「街的雑誌」の時代

江弘毅

  2010年6月2日発売
本の雑誌の人気連載「ミーツへの道」がついに単行本化! だんじり編集者の血がたぎる「ミーツ風雲録」。街と雑誌と人間と─街と付き合い街で遊び、街を書く。そんな雑誌をつくりたい! 京都・大阪・神戸の「おもろ...

『作家の読書道3』

WEB本の雑誌(編)

  2010年5月10日発売

人気作家18人の読書ライフ

「WEB本の雑誌」の人気連載「作家の読書道」単行本化第3弾!今回収録の作家さんは柳広司、高野秀行、阿部和重、畠中恵、宮田珠己、モブ・ノリオ、道尾秀介、近藤史恵、坂木司、有川浩、宮本昌孝、中村航、乙一、...

『本屋大賞2010』

本の雑誌編集部(編)

  2010年4月20日発売
7回目を迎えた「本屋大賞」2010のすべてを網羅した1冊。 1次投票・2次投票結果を完全掲載。 受賞作家・冲方さんの喜びの声も掲載!...

『二十世紀から出てきたところだけれども、なんだか似たような気分』

鏡明

  2010年3月12日発売

この30年、5000冊以上の本を読み、2000枚近いCDを聴き、1匹、猫をなくした。

「この連続的SF話、本にするという話が、進んでいる。私を知る人は、ありえないと思うだろうが、本当なんだな、これが」(「本の雑誌」321号『連続的 SF話』309回より)  とあるとおり、ついにあの「本...

『キムラ弁護士、小説と闘う』

木村晋介

  2010年2月11日発売

裁判官 この小説には重大な欠陥があります!

愛読書は裁判調書。小説体験ゼロ!のキムラ弁護士が、付箋を貼りまくり、地図と系図を書き込みながら、格闘した45冊。作家本人はもちろん、書評家や編集者でも気づかなかった小説の欠陥をずばり指摘する、キムラ弁...