担当=杉江松恋

コロンボ前夜の作品集『レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕』
2021年9月8日18:25
コロンボ前夜の作品集『レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕』
 こんなとき、コロンボ警部がいてくれたらなあ。  と、「オレたちひょうきん族」タケちゃんマンコーナー出演中の伊丹幸雄っぽく呟きながら『レヴィ...
ノルウェー・ミステリー『ポー殺人事件』を一気読み!
2021年8月26日16:06

【今週はこれを読め! ミステリー編】

ノルウェー・ミステリー『ポー殺人事件』を一気読み!
『ポー殺人事件』とは、うまく邦題をつけたものだ。  本邦初紹介となるヨルゲン・ブレッケが2011年に発表したデビュー作である本書は、原題をN...
立体的なキャラクターのぶつかり合いがおもしろい!〜エリー・グリフィス『見知らぬ人』
2021年8月19日11:25

【今週はこれを読め! ミステリー編】

立体的なキャラクターのぶつかり合いがおもしろい!〜エリー・グリフィス『見知らぬ人』
 やはり英国ミステリーの醍醐味とはキャラクター小説の魅力なのだ。  と、エリー・グリフィス『見知らぬ人』を読んで再確認したのである。  ここ...
抜群におもしろいジェローム・K・ジェロームの幻想奇譚短篇集『骸骨』
2021年8月6日18:12

【今週はこれを読め! ミステリー編】

抜群におもしろいジェローム・K・ジェロームの幻想奇譚短篇集『骸骨』
 ジェローム・K・ジェロームの短篇集が翻訳されるなんて。  嬉しくて嬉しくてその事実を何度も口に出して噛みしめた。  だって、ジェローム・K...
魅力的な主人公コンビが誕生!〜マイケル・ロボサム『天使と嘘』
2021年7月30日16:53

【今週はこれを読め! ミステリー編】

魅力的な主人公コンビが誕生!〜マイケル・ロボサム『天使と嘘』
 また一組の魅力的な主人公コンビが誕生した。 『天使と嘘』(ハヤカワ・ミステリ文庫)は、オーストラリア出身の作家マイケル・ロボサムが2019...
ヴァランダー・シリーズ最後の書『手/ヴァランダーの世界』
2021年7月22日13:10

【今週はこれを読め! ミステリー編】

ヴァランダー・シリーズ最後の書『手/ヴァランダーの世界』
――これはクルト・ヴァランダー・シリーズ最後の出版物である。このシリーズはこの本をもって終了する。  寂しさを感じながら著者あとがきの末尾...
心を掴んで離さないエドワード・ケアリー短編集『飢渇の人』
2021年7月13日18:26

【今週はこれを読め! ミステリー編】

心を掴んで離さないエドワード・ケアリー短編集『飢渇の人』
 エドワード・ケアリーの短篇集が出た。  この一言をもって本文を終わりにしてもいいくらいの大事件である。  そう、エドワード・ケアリーの短篇...
ユダヤ人古書店主の決死の犯罪捜査『狼たちの城』
2021年6月25日20:10

【今週はこれを読め! ミステリー編】

ユダヤ人古書店主の決死の犯罪捜査『狼たちの城』
 この設定で話がつまらなくなるはずがないだろう。  そう思って楽しみに読み始めたのが、本邦初紹介のオーストリア作家アレックス・ベール『狼たち...
疾風怒濤のホラー西部劇『死人街道』
2021年6月18日18:37

【今週はこれを読め! ミステリー編】

疾風怒濤のホラー西部劇『死人街道』
 神を激しく憎みながらその憎悪の対象に祈りを捧げる以外の生き方を知らない男。  それがジョー・R・ランズデール『死人街道』(新紀元社)の主人...
ブロック編のアート・アンソロジー『短編回廊』
2021年6月10日12:09

【今週はこれを読め! ミステリー編】

ブロック編のアート・アンソロジー『短編回廊』
 美しき罠、あるいは牢獄の展覧会と言うべきか。  ローレンス・ブロック編『短編回廊』(ハーパーコリンズ・ジャパン)は「アートから生まれた17...