応援POPと色紙が届いたぞ!──『だいたい四国八十八ヶ所』だいたいこんな感じで売れてます日記

文=本の雑誌特派員

  • だいたい四国八十八ヶ所
  • 『だいたい四国八十八ヶ所』
    宮田 珠己,石坂 しづか
    本の雑誌社
    5,104円(税込)
  • 商品を購入する
    Amazon
    HonyaClub
    HMV&BOOKS
    honto

「読んで面白くなかったら返金します」という掟破りの『だいたい四国八十八ヶ所』の販促を始めた丸善ラゾーナ川崎店の沢田さん。1月20日の発売から間もなく1ヶ月が経とうしているがその売上と返品はどうなったのか? 書店員仲間からの激励や著者かのPOPも届いて、売上にも一気にラストスパートがかかるか!?


●2/16(水)晴れ
日直:沢田

 皆さんこんにちは、〝だいたい隊長〟の沢田です。こないだの雪、凄かったですねぇ。オイラなんか爪剥がしてて靴履けないから、あの吹雪の中、左足だけサンダルで出勤したんですよ。マジ、修行。偉いでしょう?

 そんなオイラの苦労をよそに『だいたい四国八十八ヶ所』は相変わらず好調で、

2/10(木)⇒1冊
2/11(金)⇒3冊
2/12(土)⇒5冊
2/13(日)⇒5冊
2/14(月)⇒3冊
2/15(火)⇒3冊

 といった具合にコンスタント(且つ地味)に売れ続け、累計では133冊まで売り上げを伸ばしてきております。そしてなんと驚いたことに、未だに返品は1冊も無し! ゼロ! ナッシング!

 ここで驚いちゃう俺ってどうなの? っつー疑問はともかくとして、マジ凄くね? だってこの本読んだからって痩せる訳でもないし、健康になる訳でもないし、料理が上手くなる訳でもないし、成績が上がる訳でもないし、お金が儲かる訳でもないし、仕事が出来るようになる訳でもないし、女の子にモテる訳でもないし、要するにそういった実利的な面では何の役に立たない本であるにも関わらず、133人もの人が購入し、しかも「買って損した」と思った人が一人もいないって、つまりはそういうことだよね。

 タマキングの面白さを、この短期間でこんなにも多くの人が理解してくれるとは! 「僕だけじゃなかったんだね」的な幸福感がハンパないっす。皆さん、本当にありがとう!友情POP.JPG

 更に、驚くのはまだ早い。知る人ぞ知るPOP職人、三省堂書店・内田剛さんから、「丸善ラゾーナ川崎店での販促に使ってくれいっ!」と、手描きのPOPが送られてきたではないか! 幾ら〝おじさん書店員同盟〟の同志とは言え、こんな敵に塩を送るような行為を敢えてするなんて、どこまで心が広いんだ内田さんっ! 仲間内での「実は腹黒い」という噂は、根も葉もない讒言だったんだね!? 僕は信じていたよ。ありがとう内田さん!

 更に! 今日はネタがいっぱいあるのだ。内田POPを貰った翌日には、著者直筆サイン色紙が届いたではないか! キャッホー! 封を切るのももどかしく中身を取り出すと、そこに認められていたのは《道草せよと弘法大師は言った(ウソ)》......。宮田さん......。「読んでくれた皆さん、ありがとう」でもなく、「楽しんでもらえたら嬉しいです」でもなく、「道草せよと弘法大師は言った(ウソ)」って......。宮田さん色紙

 しかもその隣のお遍路さんは実に個性的っつーか、15秒ぐらいで描いたんじゃないかっつーか、そもそもお遍路に見えるかどうか疑問っつーか、早い話がとっても素敵なイラストで、こりゃあ売れ行きに拍車がかかること間違い無しだ! 宮田さん、ありがとうございます!!

 そんな訳で『だいたい四国八十八ヶ所』発売から4週間、まだまだ衰えを見せることなく快走中です。

« 前の記事本の雑誌特派員TOPバックナンバー次の記事 »