日販・トーハン、緊急事態宣言下の業務体制を発表

文=新文化編集部

日本出版販売とトーハンは4月7日、政府が本日夕刻に緊急事態宣言を発令する方針であることを受け、業務の継続体制について各ホームページで発表した。

日販の物流センター、各カスタマーセンターはすべて通常通り稼働する。ただし、電話およびファックスの受付時間の短縮および一時休止の可能性がある。雑誌、書籍の仕入受付は、対面での商談を控えるなど現在の体制を継続する。

トーハンでは、緊急事態宣言の対象となる7都道府県における本社、支社、支店(営業所)、および各物流センターは営業を継続する。ただし、対象エリアでは職員の出勤を平常の60%程度まで抑制し、最小人員での運営とする。書籍、雑誌、コミック、MM商品などの物流は平常通り継続する。個別店舗の営業可否は取引先書店の意思によるが、配本の調整や停止などの措置については、個別に相談するという。

また同社では、「職員の時差出勤」「訪店活動の中止」などの予防措置について、7都道府県以外の営業所を含め、全社的に5月6日まで延長する。

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