図書カードNEXTの発行高、6年ぶりに前年実績超える

文=新文化編集部

6月15日、日本図書普及が第61期(20.4.1~21.3.31)の決算概要を発表。期中の発行高は423億5000万円(前年比12.8%増)。 2014年度の55期以来、6年ぶりに前年実績を上回った。昨年4月、大阪府が小中高校の全生徒、約100万人に2000円分の図書カードを寄贈。約40の自治体が学生などに図書カードを支給し、発行高が伸びた。回収高は379億0600万円(同0.2%減)で、ほぼ横ばいで推移した。日本図書普及の加盟店は5537店(同118店減)、カード読取機設置店数は7755店(同218店減)。

役員改選については、峰岸延也氏(講談社)が取締役に、川村興市氏(楽天ブックスネットワーク)が監査役に、土田惠一氏と梅田昇氏が会計監査人に新任。取締役の森武文氏(講談社)、監査役の服部達也(楽天ブックスネットワーク)、会計監査人の梅田源一氏は退任した。

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