日本出版クラブ、コロナ禍の記憶を本に残すクラウドファンディング

文=新文化編集部

日本出版クラブが「忘れたくない本のはなし 未来にのこすブックガイド」としてクラウドファンディング(CF)プロジェクトを実施している。

出版クラブビル(東京・千代田区)3階のクラブライブラリーでは8月31日まで、「私たちが気づいたこと忘れたくないこと コロナ禍と読書」をテーマに、コロナ禍の記憶を本というかたちで残す展示が行われている。

人々にとっての「忘れたくない本」に関する話をまとめ、1冊の本をつくりたいという思いから、今回のプロジェクトが開始した。「忘れたくない本」にまつわるメッセージを「忘れたくない本のはなし」としてデジタルアーカイブするとともに、ブックガイド「忘れたくない話のほん」を制作する。ブックガイドはクラブライブラリーに収蔵・保管する。

CFの目標額は100万円。支援金の調達期間は8月31日まで。その後、9月1日から10月31日までメッセージを募集し、11月1日から来年4月までにデジタルアーカイブとブックガイドを制作。4月末までにメッセージの公開とブックガイドの発送する予定。

CFプロジェクトページは https://www.kickstarter.com/projects/nihon-shuppan-club/660435252?ref=b41tqe&token=91656f87

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