大日本印刷、海賊版対策サービスを開始

文=新文化編集部

大日本印刷(DNP)はこのほど、出版社に代わってマンガ海賊版サイトを「検出」「違法アップロードした運営者への削除要請」「監視」するサービスを開始した。英国に本社を構えるMUSO社とパートナーシップを締結して、1兆円超といわれる海賊版被害の対策サービスと正規コンテンツの流通支援を開始した。

出版社は管理者専用のウェブページから海賊版サイトの削除代行依頼から状況確認まで、一貫したフォーマットで行うことができる。

DNPはさらに、海賊版の利用者を分析するサービスも始める。性別、年齢、居住国、閲覧したマンガの銘柄、アクセス回数などを突き止め、「どの国で、どんなマンガに需要があるか」など、出版社のマーケティングに活かしてもらう。海外市場の開拓をサポートしていく。

新文化オンラインへ

« 前の記事TOPバックナンバー次の記事 »